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目次
▼ヘッドレストモニターとは?
▼ヘッドレストモニターのメリットは?
▼ヘッドレストモニターのデメリットは?
▼ヘッドレストモニターの選び方。おすすめは?
▼取付けについて
▼おすすめヘッドレストモニター
▼Q&A
▼まとめ
ヘッドレストモニターとは?
ヘッドレストモニターは、車の後部座席に乗っている人向けのモニターで、ドライブ中にさまざまなエンターテインメントを楽しむことができます。DVDを見たりゲームを楽しんだりできるので、小さなお子さんの視聴用にぴったり。
その他のモニター(車載モニターの種類)
フリップダウンモニター
オンダッシュモニター
サンバイザーモニター
→リンク:【002】車載モニターの種類
ヘッドレストモニターのメリットは?
●ヘッドレストと一体化しているので邪魔にならない
長時間のドライブなどで役立つヘッドレストモニター。小さなお子さんのいる家庭では、長旅を飽きさせないためのアイテムとして購入を検討している方も多いのではないでしょうか。
●後部座席の人がテレビやDVDを見られる
DVDプレーヤーを搭載したモデルやスマホが接続できるもの、SDカードスロットやUSBポートがついている商品もあり、ヘッドレストモニターがあるだけで車のなかが楽しい空間に早変わり。
●設置が比較的楽
取りつけ工事は不要で、自分でかんたんに設置できる商品が多いのも魅力のひとつです。
●ノーマルのヘッドレストに交換すれば元通りになる
ヘッドレストモニターのデメリットは?
●そのままだと車検が通らない
ヘッドレストモニターを装着したまま車検を通すのはかなり厳しい部分があります。
昔までは、ヘッドレストモニターを装着していても車検には通っていました。
しかし、最近ではヘッドレストモニターに対してかなり厳しい対応になっています。
こちらの厳しい対応になっているのは、埋め込み用のヘッドレストモニターになります。
→リンク:【005】車載モニターと車検について
ヘッドレストモニターの選び方。おすすめは?
ヘッドレストモニターは車内空間を快適にしてくれる便利なアイテムですが、選び方を間違えると取り付けられなかったり、思ったように使えなかったりして、購入した意味がなくなってしまいます。
そのような失敗を防ぐためにも、ここからはヘッドレストモニターの選び方を詳しく解説します。選び方のポイントを押さえて、あなたにぴったりのヘッドレストモニターを選んでください。
1.車内の広さに合わせて画面サイズを選ぶ
ヘッドレストモニターを選ぶ時は画面のサイズも確認しましょう。大きすぎても小さすぎても画面が見づらくなってしまうので、車内の広さに合わせて画面サイズを決めてください。
ここでは、車内の大きさを考慮した上で、おすすめの画面サイズを紹介します。自分の車を思い浮かべながら検討してみてください。
ミニバンやSUVには10インチ以上
ミニバンやSUVなど車内空間に余裕のある車の場合は、10インチ以上のモニターサイズがおすすめです。車内空間が広いと座席とモニターの距離が空くため、10インチよりも小さいサイズのものだと、映像が見づらくなってしまいます。また、1列目のヘッドレストにのみ取り付けた場合、3列目からは文字などが見えないという点も覚えておきましょう。
10インチ以上のヘッドレストモニターなら、映画やアニメなどの映像をド迫力で楽しむことができます。3列目からも見やすく、細かい描写なども楽しめるでしょう。
コンパクトカーや軽自動車には7インチ前後
コンパクトカーや軽自動車などの車内空間が狭い車には、7インチ前後のヘッドレストモニターがおすすめです。一見小さすぎると感じますが、コンパクトカーや軽自動車などに取り付けると、ちょうど良いサイズ感で圧迫感がありません。
もちろん画面は大きければ大きいほど没入感があり、映像に集中できます。しかし、近距離で大きな画面を見続けると、車酔いをしてしまう可能性があるので、適切なモニターサイズを選びましょう。
10インチ以上は高解像度を選ぶ
モニターのサイズが大きくなればなるほど、映像の粗さが気になります。そのため、10インチ以上のヘッドレストモニターを購入するなら、高解像度のWSVGA(1024×600pixel)やWXGA(1280×800pixel)のものを選びましょう。WSVGAやWXGAにしておけば問題なく綺麗な映像を見ることができます。
さらに美しい映像を求めるのであれば、フルHD(1920×1080pixel)や4K(4000×2000pixel)がおすすめです。ただし、解像度が高くなるとその分価格も上がるので覚えておきましょう。
2.ヘッドレストモニターの機能で選ぶ
ヘッドレストモニターを選ぶ時は、搭載されている機能もチェックしましょう。DVDプレイヤー機能や、スマホやタブレットの接続機能など様々な機能があります。
ここでは、ヘッドレストモニターに搭載されていると便利な4つの機能を紹介します。ヘッドレストモニターを使って、何をしたいか考えて機能を選んでください。
手軽に映画を鑑賞できるDVDプレイヤー機能
映画を鑑賞したい人には、DVDプレーヤー機能を搭載したものがおすすめです。DVDを直接読み込むことができるので、ナビなどと接続する必要がなく手軽に映画を鑑賞できます。DVDを入れるだけなので、お子様でも操作できるでしょう。
中にはレジューム機能といって、前回再生を停止した箇所から続けて鑑賞できる機能が搭載されているものもあります。早送りの手間を省きたい方は、レジューム機能の有無も確認してください。
後部座席の様子を見られる内蔵カメラ機能
内蔵カメラ機能が搭載されたヘッドレストモニターなら、運転席前のカーナビと連動して後部座席にいる小さいお子様の様子を、振り返ることなく確認することができます。運転中でも後部座席の様子を確認できるので、1人でお子様を連れて移動することが多い方におすすめです。
HDMI端子付きならスマホの接続可能
HDMI端子付きのヘッドレストモニターであれば、スマホやタブレットなどと接続が可能です。車内でYouTubeや保存している動画を観たり、スマホゲームを大画面でプレイしたりできるので、より楽しい時間を過ごせます。
ただし、HDMI端子のないスマホやゲーム機などを接続したい場合は、変換コネクタが必要です。ヘッドレストモニターと一緒に変換コネクタを購入しておきましょう。
SDカードやUSBに対応していれば自宅で録画した映像を楽しめる
SDカードやUSBに対応しているヘッドレストモニターであれば、自宅で録画したテレビ番組などを楽しむことができます。
ただし、商品によって認識できるメディアの最大容量に違いがあるので注意が必要です。認識できない場合、動画を再生できないので意味がなくなってしまいます。あらかじめ持っているSDカードやUSBに対応しているか、確認してから選ぶようにしましょう。
取付けについて
取りつけ工事は不要で、自分でかんたんに設置できる商品が多いのです。
取り付けキットに適合する車種であるかを確認するようにしてください。
Q&A
Qどの車にも取付けられる?
A取り付けキットに適合する車種であるかを確認するようにしてください。
Q自分で取付られる?
A自分で取付られますが。
ただし、取付けにはさまざまな留意点があり、専門知識やスキルが必要となります。
作業が不安な場合は、専門業者に依頼し、取外しの仕方などを相談するとよいでしょう。
Q後付けはできる?
A後付けはできます。
ただし、取り付けキットに適合する車種であるかを確認するようにしてください。
製品の取り付け作業の際は、ショート事故を防止するために車の電源を切り、バッテリーのマイナス端子を外します。
そのような知識以外にも専門知識と経験が必要であるため、フリップダウンモニターの取り付けや配線は専門業者に依頼しましょう。
Q取付を依頼する場合はどこに行けばよい?
Aディーラー(※)に頼む場合、たとえば同じトヨタであっても、持ち込み部品を取りつけてくれるかどうかはお店次第です。これはカーショップでも変わりません。
このため、最寄りのディーラーやカーショップに、取りつける部品やキットの内容を事前に説明し、取り付け業者で対応可能か確認してから購入するようにしましょう。
※特定の自動車メーカーと契約を結び、販売やメンテナンスをする業者です。
Q車検は通る?
Aヘッドレストモニターの取付けや使用の際には、車検を通過するかを考える必要があります。
ヘッドレストは、道路運送車両法の保安基準では「頭部後傾抑止装置」となっており、衝撃などにより頭部が後ろに傾いてむち打ちなどの傷害を防ぐ役割があります。
また、保安基準によると「乗員が傷害を受ける危険性のある粗さや鋭利な突起があってはならない」とされています。
そのため、ヘッドレストモニターを取り付けた状態では車検に通らない可能性があります。
ヘッドレストモニターの取付けと使用は、停車時などに限るなど、違法とならないよう注意が必要です。
まとめ
今回はヘッドレストモニターの選び方とおすすめの商品を紹介しました。ヘッドレストモニターを選ぶ時は、シャフトの幅と径・画面サイズ・解像度・機能を比較し、あなたの車や好みに合わせて選ぶことが大切です。
ヘッドレストモニターは同乗者が退屈する時間を減らせるため、長時間の移動を快適にしてくれる便利なアイテムです。一つあるだけでグッと車内の快適度が上がるので、ぜひ選び方を参考にあなたにぴったりのヘッドレストモニターを購入してください。